毎朝洗濯物を干した後に愛犬と30分ほどの散歩をする。
最近今どきに建て替えられた小学校を1周するコース。
愛犬ジェイクはとてもやんちゃで11歳になった今でも吠えるし、紙を食べ、靴下や台布巾も食べようとすることがある。
昨年8月にはやんちゃが過ぎて息子の下着(Tシャツ)を1/3ほど食べてしまい胃を切る大手術をした。いつもは食べても翌日にはおしりから出てきたので私たち家族も今回も大丈夫だろうと思っていた。
すぐに口に入れてしまうジェイクなので、今までも散歩中の拾い食いをしないよう注意していたが、術後はより気を付けるようになった。
すると投げ捨てられたタバコ、マスクが道端にたくさん落ちているのが気になるようになり
「なんで道端に捨てるの?」と疑問と苛立ちが。
もちろんうっかり落としたゴミや、ごみ収集車が落としていったものもある。
けど明らかに故意に捨てたものが多い。
ジェイクが口にしないようにリードを持つ手に力が入る。
ある日
ゴミが落ちているのに見て見ぬふりをしているのは
ゴミを落としている人と変わらないのではないか
と思った。同罪とまではいかなくても罪深い行為だなと。
思ったらすぐ行動。
物置からキャンプ用の長いトングを出して、次の日からゴミを拾いながら散歩をするようになった。
はじめはすごく恥ずかしくて目の前の吸い殻をサッと拾っていた。誰かに見られていないか…悪い事をしているわけでもないのに他人の目が気になるって相当ヤバいなと思いながらも、「私の目的はあくまでの犬の散歩ですから」と自分に言い訳をしながらコソコソをゴミを拾っていた。
1週間ほど続けると もう他人の目はどうでもよくなり、ごみを拾うことが気持ちよくて散歩から帰ると清々しいような、誇らしいような気持ちになった。今では散歩の目的が犬の散歩からゴミ拾いになりつつある。
気分がいいので隣の神社にも朝の挨拶(遥拝)をするようになり犬の散歩+ゴミ拾い+遥拝は朝のルーティンになった。 たまに旦那がジェイクの散歩に行ってしまうと1日が狂う。
散歩中だけでなく、出先でもゴミを拾えるようになれるといいのだが、まだトングなしではゴミを拾えないし、カバンに他人のゴミを入れるのも抵抗がある。
そこはもう少し時間が必要。