2月の節分に恵方巻を食べる文化が箱根の関を超えたのは今から10~20年くらい前でしょうか?テレビ番組やニュースで紹介されるようになり、急に店頭に恵方巻が並ぶようになりました。普段は『太巻き』なのに2月に入ると『恵方巻」に名を変えて、今ではバレンタインのチョコレートやクリスマスのケーキのような存在感。
我が家で恵方巻を食べるようになったのは5年ほど前。生協のパルシステムで恵方巻セットなるものを注文したのがきっかけです。甘い卵焼き、まぐろのなか落ち、ネギトロ、甘えびが巻きやすいように細長く加工されているセットで、酢飯と焼きのりを準備すれば簡単に巻きずしが作れる。エンターテインメント性もあって子どもたちは大喜び。息子は上手に巻くので皆息子に巻きを頼むようになり、息子も鼻高々で巻いてくれる。
さて、高校生、大学生になった子どもたち、今年の節分はどうか…
誰かの誕生日でもなかなか揃わないのに、珍しく家族4人が揃った夕食。
「豆撒いてきて~!」と軽く言うと二人とも喜んで撒いてくれました。声は小さく『鬼は外、福は内」。玄関と自分たちの部屋と。
恵方巻を巻くのもなれたもの。ササっと手際よく準備して4人分あっという間に巻いてくれました。適度な圧で美味しいのです!
あぁ幸せ。 いつまで豆を撒いて、太巻きを巻いてくれるかな。